こんにちは。

岡崎市議会議員の小田たかゆきです。




福祉協議会センターで開催された

「QURUWA FUTURE VISION3
」に参加してきました。


標題のとおり、それは何かについて少し考えていこうと思うのですが、

現在、岡崎市では乙川リバーフロント計画が

進められているのですが、この「QURUWA」というのは

その計画に対する一つの部分として

いま進められようとしているそうです。



まず、ほとんど聞き慣れない、しかし

これから頻繁に出てくるであろう

「QURUWA」という名称についてですが、

どうやらこれはこの夏に行われた、

第1回乙川リバーフロント地区まちづくりデザイン会議」に

端を発する、以下のような議論から出てきたようです。


[清水] ・ 主要回遊動線には名前つけたほうが良い。
   ・総構えの範囲とリバーフロント地区が近い範囲なので、
   そこをヒントに「くるわ(廓)岡崎」はどう か。
[山田] ・ 城郭の中だったという特徴が見た目ではまだ意識できないが、主要回遊動線から
    意識できるとよい。

(中略)

[藤村] 「くるわ」の全体型が「Q」の字に似ているので、英語表記は「QURUWA」としてはどうか。  

引用:第1回乙川リバーフロント地区まちづくりデザイン会議 議事録
 http://www.city.okazaki.lg.jp/mobile/300/301/p019245_d/fil/160804dkaigi1kiroku.pdf

これだけを見ただけではまったく理解できませんが、

とりあえず「回遊」ということなので、ぐるっと一周できる道を

「QURUWA」と名付けそれを主要回遊動線に

しようということが言われています。



では、どこをぐるっと回るのかと言えば、

乙川リバーフロント計画における対象エリアになるわけす。



ここでリバフロ計画がなんなのかを確かめていく必要が

あると思うのですが、

これも先の会議で話し合われており、

それをよると計画の理念は、

「豊かな公共空間と民間の資源を、公と民を連携させて新たな産業と雇用の創 出、公共的サービスを補うまちの担い手を同時に発掘し、持続可能な都市経営の実現を目指すこと」

引用:第1回乙川リバーフロント地区まちづくりデザイン会議 議事録 
 http://www.city.okazaki.lg.jp/mobile/300/301/p019245_d/fil/160804dkaigi1kiroku.pdf 

と謳われ、その実現のために
1.「回遊性の向上と滞留時間の拡大」
2.「良質な都市空間の形成」
3.「新しい公 共サービスの担い手の創出と社会実験」

引用:第1回乙川リバーフロント地区まちづくりデザイン会議 議事録 
 http://www.city.okazaki.lg.jp/mobile/300/301/p019245_d/fil/160804dkaigi1kiroku.pdf 
という3つの手段を使用してヴィジョンを達成して

いくものとされています。

で、その対象エリアと開発手法として、

1:駅西・セントラルアベニューエリア:公民連携型
2:岡崎公園、乙川エリア:公民連携型
3:駅東・駅南エリア:大きな民間投資誘発型
4:祐金・菅生エリア:大きな民間投資誘発型
5:りぶら・康生エリア:大きな民間投資誘発型
6:籠田・伝馬エリア:小さな民間投資誘発型
7:六供・花崗エリア:小さな民間投資誘発型 


引用:第1回乙川リバーフロント地区まちづくりデザイン会議 議事録 
 http://www.city.okazaki.lg.jp/mobile/300/301/p019245_d/fil/160804dkaigi1kiroku.pdf 

の7エリアが選ばれているわけです。



となると、「QURUWA」というのは

7つのエリアを「主要回遊動線」として繋ぎ、

それぞれのエリアの「滞留時間の拡大」と

「良質な都市空間の形成」を形作るための

道であり、視覚的に考えると

7つの布を縫合する「糸」のようなもの

だと言えるのではないかと思います。


そのようなことが、その後行われた第二回の会議で

以下のようにまとめられています。
>乙川リバーフロント地区まちづくりデザイン基本構想(H28 策定)

>QURUWA 戦略:「歩いて楽しく、自転車で回れて、車でも来やすいまち」
   (第一回デザイン会議) 

乙川リバーフロント地区(以下、RF 地区)内の、各エリアの魅力や特徴、集客力のある拠点等の分布状況を考えて、「くるわ」を設定。
動線がほぼ岡崎城郭の内側にあることから、曲輪=くるわ= QURUWA と名前を設定した。

・ 歩いて楽しいこと、自転車で回れること、車でも来やすいことを目指す。
点から面、面に対する線として「くるわ」を設定し、個々のエリアをつなげていく。
・ 「くるわ」上で、
 :重点的に公共サービスの担い手の発掘や、都市空間の質を高めていく
  仕組みをつくる。
 :モデル的に RF 地区全体を高めていく公民連携の仕組みと空間を展開する。 

(強調筆者)
引用:第 2 回乙川リバーフロント地区まちづくりデザイン会議 議事録 
http://www.city.okazaki.lg.jp/mobile/300/301/p019245_d/fil/160829dkaigi2kiroku.pdf 
ということだそうです。

なんとなくわかって頂けたでしょうか…(不安)


で、

「QURUWA FUTURE VISION3」では、この動線上の

象徴的な存在になる
(仮称)セントラルアベニューの計画について

その基本計画が示されたわけですが、

それは、また次回に書きます!!


それでは、また!


2016年12月10日15時46分12秒